令和元年度 歴史探訪

活動報告

概要

令和元年度堺歴史探訪 活動報告
実施日: 令和元年11月2日(土)
集合: 9:00
解散: 14:00
行程: 収塚古墳広場(JR百舌鳥駅西側)→仁徳天皇陵拝所前→堺市博物館→履中ビュースポット→日本庭園(呈茶)
昼食:ステーキの店 徳庵
参加者:教員2名 1年13名 2年9名 3年14名 の合計38名。
案内: 堺観光ボランティア協会ガイド2名(谷﨑さん、荻野さん)

はじめに

堺歴史探訪では、3つのコースを3年に一度のサイクルで巡っています。今年は「百舌鳥・古市古墳群」が、令和初!大阪初!の世界文化遺産に登録されるという絶好のタイミングのもと、仁徳天皇陵を巡るコースでした。
そのためか募集を大幅に上回る58名の方から応募があり、厳正な抽選を行い参加者を決定しましたが、惜しくもご参加いただけなかった皆様、大変申し訳ありませんでした。

出発

爽やかな秋晴れのもと、世界遺産である収塚(おさめづか)古墳に集合したのち、2班に分かれガイドさんの説明を聞きながら散策開始です。
仁徳天皇陵拝所前での集合写真のあと、堺市博物館を見学。古墳から多く出土された円筒埴輪や、中世から伝わる巨大な火縄銃などの常設展示を観覧。仁徳天皇陵、反正(はんぜい)、履中(りちゅう)などの古墳が、海から見たときに最も大きく立派に見えるような向きに造られていること、いたすけ、御廟山(ごびょうやま)、ニサンザイ古墳などは向きが異なること等の説明を受け、新たな発見が多かったです。
大仙公園内に点在する古墳、鳶塚(とびづか)、原山(はらやま)、グァショウボウ、旗塚(はたづか)、七観音古墳など、陪塚(ばいちょう)やレプリカの説明を受けながら、公園南端の履中天皇陵古墳へ移動。同古墳は日本で3番目に大きい前方後円墳です。ビュースポットからの眺望は古墳の濠越しに墳丘の後円部を見渡すことができ、なかなか壮大なものでした。水面に映えて美しかったです。

一休み

日本庭園では抹茶とお干菓子でほっとひと息。風情ある水辺を歩き、ガイドさんのお話を聞きながら堺の歴史に想いを馳せました。滝のそばに珍しい三葉松(松の葉は二葉のものが多いそうです)がありました。こちらの三つ葉は、拾って持っていると幸運が訪れるとのこと。校長先生が三国丘の子供達のために持ち帰られたと聞き、嬉しい気持ちになりました。

歩き出す

仁徳天皇陵西側を堀に沿って遊歩。小さい古墳や磐姫の歌碑などを見ました。途中、ガイドさんに天皇にまつわる興味深いお話をしていただき、説明がなければ知らずに通り過ぎるところを、短い時間の中多くのことを知ることができました。

ランチ

昼食のお店 徳庵にてガイドさんとお別れです。 お店は旅の締めくくりに相応しく趣のあるたたずまい。三国丘の卒業生であるオーナーのご好意により、行楽シーズンの中、特別メニューを特等席にて提供いただき、雰囲気のあるお庭を眺めながら、美味しい食事を和やかに楽しむことができました。

おわりに

PTA活動の見直しが進む中、概ね好評のうちに無事行程を終えることができて、安堵しております。参加者の皆様、濵﨑校長、髙﨑教頭、中西会長、役員の皆様、堺歴史探訪委員の皆様、広報委員の皆様、また、春から全面的にご協力ご尽力いただいた辻先生はじめ先生方、大変お世話になりました。皆様本当にありがとうございました。