✏おとなも学ぶ!~親の学びの姿を子どもたちに!研修会&三丘セミナー報告 2026夏 🗒️

PTAより

「親の学びの姿を子どもたちに!」
昨年度、府立高校PTA協議会会長が掲げていたフレーズは、高校生の子どもをもつ保護者にとって心強いエールだと感じます。
酷暑となった今夏、保護者やPTAを対象とした講座が多数開催されました。

6月に開催された「府立高校PTA協議会総会」「人権教育セミナー」に本校を代表して参加しましたので、府立高校PTA仲間の熱い思いや、そこで得た学びについてご報告いたします。

また7月には、本校独自の学びの機会である「三丘セミナー」から4講座を受講しましたので合わせてご紹介いたします。講義の詳しい内容は、ぜひお子様から聞いてみてください。校長ブログ公式Instagramでも、講義の様子をご紹介しています。
※本記事画像および文章については総会・セミナーより引用

令和8年度大阪府立高校PTA協議会総会

実施日:令和8年6月17日(水)
場 所:ホテル アウィーナ大阪
内 容:式典、PTA協議会総会(令和7年度事業報告、令和8年度事業計画案等)

府立高校から多くの関係者が参加される中、公務多忙な校長先生と共に出席いたしました。広報誌コンクール入賞校(本校が所属する第8ブロックからは、堺東高校が入賞しました!)の表彰に続き、大阪府立高校PTA協議会会長より、ご自身がPTA活動に関わられたきっかけをはじめ、活動を通じて育まれる人と人との繋がりや、お互いの家庭を支え合えるPTAの温かい可能性についてお話がありました。また、株式会社リクルートと全国高等学校PTA連合会が合同で実施した「高校生と保護者の進路に関する意識調査」*の報告書も紹介されました。

*キャリア教育専門誌『キャリアガイダンス』Vol.458(リクルート)にて掲載

毎年8月に開催される「全国高等学校 PTA連合会大会」ですが、今年度は大分県が主催・会場となります。本校としては、後日「2026大分大会」記念講話と分科会の様子をリモート配信にて視聴できるよう申込みをしております。パスワードなどは準備でき次第、さくら連絡網等でご案内させていただきます。

令和8年度人権教育地区別セミナー(兼 地区別PTA指導者セミナー)

実施日:①令和8年6月10日(水) ②6月24日(水)
場 所:①ピース大阪(大阪市地区)②堺市立人権ふれあいセンター(堺・泉北地区)
内 容:人権啓発ドラマ(動画)視聴と、参加者同士のグループワーク
参加者:①会長、②副会長、文化厚生委員  計3名

今回、「社会におけるひきこもりと人権(こころの病と人権)」をテーマに実施されたセミナー。
「人権」という視点から、ひきこもりは特別な課題ではなく誰にでも起こりうる事象であり、社会全体で受け止めていくことが大切だと改めて感じました。我が子を含め、一人ひとりが生きていくことの奇跡に感謝し、周りがほんの少しずつでも優しさを伝えていくことが求められているのではないでしょうか。

①②の両日とも人権学習ができる会場だったので、全体セミナーの後は施設見学へ。大人の社会見学をさせていただきました。知っているようで知らない大阪の歴史や歩み、戦争被害、被差別の状況などを映像や展示を通して学びました。また大阪空襲の被害の展示を目にし、平和であること、そしていのちの大切さを伝えていく使命を感じました。

今回視聴した動画(映画『空を見上げて』)も含め、大阪府視聴覚ライブラリーには啓発・学習動画がたくさん所蔵されているので、各校で人権学習を実施する際は貸し出し可能とのことです。

☀️令和8年度 三丘セミナー夏☀️

参加生徒総数1,000人超え+保護者も80人! ほんまかいな?驚きの三丘セミナー、そのテーマを公開します! (校長ブログ)

7月3日(金) 日本社会ってどんな社会?-外から日本を眺めてみるー
講師:河野泰之先生

本校卒業生であり、学校運営協議会委員でもいらっしゃる河野先生の講義は、三丘愛に溢れていました。本校在学中の思い出や「自主自立」の校風についてのお話から、三丘生にとって憧れの京大の学生生活、知られざるエピソード、さらには研究テーマにおける世界的視野まで、豊富なスライドを交えながらお話しいただきました。80期生のみなさんは、京大ツアーでさらに魅力を感じたのではないでしょうか。

7月6日(月)がん出張授業「がんを学ぶ」
講師:松浦成昭先生

大阪がんセンター総長 松浦先生によるがん出張授業は、小野薬品工業株式会社の全面サポートによるもので、他の府内高校でも開催されています。
1.がんについて(がんとはどんな病気か、なぜがんができるのか)
2.我が国のがんの現状(がんになる人、亡くなる人はどれくらい、どれくらい治るのか)
3.もしがんになったら…(どのように治すのか、がんになった人のサポート)
4.がんにならないように(がんの予防)
といった内容で進められました。アイドルが出演する啓発動画を視聴したり、「がん」に対する知識を学ぶことで、自分たちが対応できる、行動できることは何か、考えることができたのではないでしょうか。

小野薬品工業『高校生に正しいがんの知識を!』

7月7日(火)「人間らしさ」を活かした社会のデザイン:高校生から始める行動経済学
講師:佐々木周作先生

『行動経済学』という学問テーマにおいて、大阪大学は時代の一歩先を進んでいると感じさせられるお話でした。心理学にも近い、私たちのより良い生きやすい生活を見据えた行動経済学。YouTube動画や高校生が参画できるプロジェクトなどが紹介され、若かりし頃にこういう学びの選択肢に出会いたかったという思いを抱くと同時に、我が子をはじめ進路選択真っ只中の子どもたちがこのような学びの機会を持つことができる喜びを感じました。受講されていた保護者の皆様にとっても、目からウロコの、あっという間の90分間だったようです。

 高校生のための行動経済学 ナニワ大学・行動経済学部ちゃんねる

7月8日(水) 検事の心の内側~普通の学生だったが検事になりました
講師:國井智香先生 池田晋司先生

リアル(ドラマ)『HERO』やん!と思わず口にしてしまうような、検事と事務官コンビによるお話。國井先生が三丘生だった頃の大学選びから法曹界の裏話、また働く女性として性差別がない、子育て中の親目線の話など、人権に関わる職種ならではの視点に基づいて幅広くお話しいただきました。保護者の中には実生活での学びはもとより、新たな研修、学びのチャンスに繋がっている方もおられたようです。満席の視聴覚室は、90分間では物足りないほどの熱気に溢れたセミナーとなりました。

あとがき

PTA運営委員会では、各種専門委員会の活動に加え、さまざまな研修に参加する機会をいただいています。学校の枠を越えてPTA会員同士が交流し、学び合うことは、本校のPTA活動をより充実させていく上でも大切な機会となっています。

今回の研修では、本校以外のPTA・学校・行政関係者の方々が、生徒を取り巻く環境、良い学校づくりに向けて取り組んでいる姿に触れることができました。研修はもとより、今回のように三丘セミナーを受講させていただくことで改めて本校の取り組み、意義を感じる機会となりました。保護者がともに知り、理解し、学ぶことは、子どもたちの高校生活を支える力の一つになるのではないでしょうか。

今回参加した「三丘セミナー」は、12月にも開講が予定されています。今後、保護者も学びに参加できる機会が設けられることがあれば、ぜひご都合のつく方に「知の泉」を体感していただければと思います。

最後になりましたが、ご多忙の中、資料等をご準備くださった三丘セミナーの講師の皆様、そして学校関係者の皆様に、心より感謝申しあげます。