概要
令和4年度 文化厚生委員会 活動報告
「堺歴史探訪ウォーキングツアー」
実施日:令和4年11月12日(土)
集合 :8時50分
解散 :14時
行程 :堺市役所→開口神社(三国丘高校発祥之地)→さかい利晶の杜(観覧・呈茶体験)→千利休屋敷跡→武野紹鷗屋敷跡→今井屋敷跡→妙法寺→南宗寺の約2㎞のウォーキング
昼食 :堺名物あなご料理(シティホテル青雲荘)
参加者:1年生6名、2年生11名、3年生16名、教頭先生1名 合計34名
案内 :堺観光協会ボランティアガイド4名
はじめに
2022年は千利休の生誕500年、与謝野晶子の没後80年にあたる年です。堺にゆかりの深いこの二人の偉人について、知っているようで実はよく知らず。どのような功績を残しどのような生涯を送ったのか、改めてくわしく学びたい!!ということで、今回はゆかりの地を訪れ堺の歴史や文化に触れながら、ウォーキングや会食を通じて PTA 会員同士が楽しく交流できるようなツアーを企画しました。
新型コロナウイルス感染症が依然として流行している状況でしたので、4名のボランティアガイドさんに10名前後のグループを設定して、少人数でコースを回れるよう、感染予防にも留意しました。
堺市役所→開口神社(三国丘高校発祥之地)→さかい利晶の杜(観覧・呈茶体験)
快晴のウォーキング日和の中、34名の参加者がありました。4グループに分かれ堺市役所を出発し、開口神社で堺観光ボランティアガイドさんと合流しました。
開口神社は奈良時代に神功皇后によって創建されたとされる神社で、三国丘高校発祥之地記念碑があります。鮮やかな朱色の鳥居をくぐると広い境内には様々なお社があり、堺の繁栄を物語る神社であることを感じました。
さかい利晶の杜には千利休と与謝野晶子について学べるミュージアムがあり、ガイドさんの説明を受けながら、二人の生涯や功績を辿ります。
千利休茶の湯館は、利休があの戦国の世でいかに多くの人を魅了し、わび茶の世界を確立してきたのかがわかるような充実した展示がありました。
与謝野晶子記念館では、綺麗な映像と音楽に出迎えられ、12人の子どものお母さんでもあった晶子の今まで知らなかった側面を知ることができました。
表千家の師匠から立礼呈茶でのおもてなしを受け、風流を感じながら心地よい気分で再びウォーキングに出発しました。
千利休屋敷跡→武野紹鷗屋敷跡→今井屋敷跡→妙法寺→南宗寺
千利休屋敷跡、武野紹鷗屋敷跡、今井屋敷跡、妙法寺などの史跡をめぐり、いよいよ南宗寺です。
南宗寺には国の名勝に指定された美しい枯山水の庭があり、紅葉と相まって素晴らしく見事で目をうばわれました。また、徳川家康の墓と伝わる墓碑銘のない墓石もあります。言い伝えでは、徳川家康が大坂夏の陣で後藤又兵衛の槍に突かれ、命からがら辿り着き絶命した場所だそうですが、そこでガイドさんが「歴史とは戦いに勝ったほうが都合のいいように残すけれど、どこまでが本当のことなのか。そういったことも含めて歴史にはロマンがある。」とおっしゃっていたことが印象的で素敵でした。その他にも八方睨みの龍など、見どころが満載な南宗寺。また改めて訪れてみたいと思わせてくれる場所でした。
昼食(シティホテル青雲荘)
昼食はバスでシティホテル青雲荘に向かい、堺名物あなご料理をいただきながら、PTA会員同士で楽しく交流し親睦を深めました。昼食後には再びバスで駅へ送迎していただき、解散となりました。
おわりに
至らないことも多々あったかと思いますが無事に終えることができましたのも、参加者の皆様、藤井校長先生、福本教頭先生、北野先生、中川事務部長、PTA役員の皆様、広報交流委員の皆様、文化厚生委員の皆様など、たくさんの方々に支えていただいたおかげです。この場を借りて、御礼申し上げます。本当に有難うございました。今後も、文化厚生委員会をどうぞよろしくお願いいたします