令和3年度 堺歴史探訪ウォーキングツアー

PTA

概要

令和3年度 文化厚生委員会 活動報告 
「堺歴史探訪ウォーキングツアー」
実施日: 令和3年11月13日(土)
集合: 8時50分
解散:12時30分
行程:大仙公園内の古墳めぐり
 ボランティアガイドさんと共に、仁徳天皇陵古墳拝所と履中天皇陵古墳ビュースポット、大仙公園内にある古墳をめぐります。
 堺市博物館で古代から近世までの歴史の歩みを見学、日本庭園では呈茶も楽しみます。

参加者:校長先生 保護者(1年9名 2年13名 3年15名)の合計38名
案内:堺観光ボランティア協会ガイド8名(谷崎さん、松浦さん、樽野さん、林さん、加藤さん、奥野さん、山田さん、竹原さん)

はじめに

 今年度も、新型コロナウイルスの感染拡大で先が読めない状況ではありましたが、状況が落ち着けば、PTA会員同士の親睦を深められるような企画を開催したいとの声が多く、「堺歴史探訪ウォーキングツアー/仁徳天皇陵を巡るコース」に決定し、準備を進めてまいりました。

感染防止に気をつけ、安心して参加していただけるよう、またこの状況下だからこそ楽しめるツアーになるよう工夫いたしました。当日は希望者全員の38名、定員いっぱいの参加がありました。

出発

 前日の雨も上がり、紅葉がきれいな絶好のウォーキングツアー日和となりました。百舌鳥古墳群ビジターセンターに集合したのち、8班に分かれガイドさんの説明を聞きながら散策開始です。5名に1人のガイドさんがつきますので、お話も聞きやすく、ガイドさんとお話ししながらの散策はとても楽しい時間でした。

 堺市博物館では、古墳から多く出土された円筒埴輪や犬型埴輪を見学しました。三国丘高校が校舎を建て替えたときも発掘調査があったことに感心したり、江戸時代のころの町並み模型を観て、堺の家は瓦葺きが多く裕福な町であった様子に思いを馳せたりしました。

古墳めぐり

 仁徳天皇陵古墳は3重の壕に囲まれ、厳かな雰囲気のある日本最大の古墳です。周囲は2.85㎞あり、三国丘高校運動部のランニングコースになっています。傍らには堺生まれの八木摩天郎の句碑があります。

「ふるさとは大仙陵のあるところ」

生徒にとってもこの歴史あるこの街がふるさとであり、心のよりどころになることと思いました。

 また、履中天皇陵古墳はビュースポットから壕超しに巨大な後円部が望め、巨大古墳のスケールを感じられました。その他にも大仙公園内にはいくつもの陪塚(ばいちょう)や小さい古墳があり、なかには鳶塚(とびづか)古墳のように古墳の上に登れるものもありました。

 公園内はイチョウ並木やケヤキが色づき美しく、皇帝ダリア、十月桜が華やかに咲き、紫式部がかわいい紫色の実をつけていたり、ひよどりのさえずりが聞こえたりで大変癒やされました。

抹茶タイム

日 本 庭 園》

 日本庭園では紅葉の赤色、黄色と常緑樹の緑、空の青さのコントラストが綺麗でした。清流から大海にそそぐまでを模した庭園の川の流れを見つつ、呈茶をいただき、ほっこりいたしました。また当日は、「菊花展」が開催されており、菊の花が見事でした。

ガイドさんとお別れ

 全行程を周り、百舌鳥古墳群ビジターセンターにて半日お世話になったガイドさんとお別れとなりました。その後、ビジターセンターでシアター鑑賞をしていただいたり、ショップでお土産を選んだり、保護者同士親睦を深めたり、それぞれに楽しい時間を過ごされた後、名残惜しくも解散となりました。

おわりに

 準備を始めた当初、当日開催できる状況であるのか大変不安ではありましたが、無事に開催でき、また、好評のうちに終えることができ、安堵しております。
参加者のみなさま、濱崎校長先生、広報交流委員のみなさま、文化厚生委員のみなさま、本当にありがとうございました。心より感謝申し上げます。