令和二年度 PTA新会長 澤尾 淳心 あいさつ

PTA

ご挨拶

 令和二年度 新会長の 澤尾淳心 と申します。三国丘高等学校PTA創立以来、初の女性PTA会長ということですので、気持ちを引き締めて、真心を込めて、活動を進めて参りたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 2020年は、想像だにしなかった新型コロナウイルス感染症で、全ての学校活動スケジュール、社会の価値観まで覆えされる一年となりました。3月2日の急な臨時休校から始まり、緊急事態宣言、外出自粛を経て、6月15日にやっと学校が全面再開しました。そして季節は夏に入っております。 

 このような未曾有の状況で、不安な気持ちを抱えるのは皆さん同じです。苦しい不安な状況で、誰しもが模索して、耐え忍んでおります。また世の中ではSNSの普及で、あらゆる情報が氾濫しております。このような状況だからこそ、一人で悩むのではなく、皆が協力し合い、助け合い、正確な情報を得ることが非常に大切なことです。お子様たちは日々一生懸命に頑張っておられますので、保護者もしっかりと気持ちを持つことが大切です。

 また保護者にも負けないくらいに、三国丘高等学校の先生方も、生徒たちのことを思い、一生懸命に頑張っておられます。三国丘高等学校では、臨時休校期間の早い段階から、家庭内のIT環境のアンケートを行い、Google Education、Youtubeなどを活用して、オンライン教育に努めてきました。また今後の万が一起こり得る状況に備えて、海外研修に代わるウェブによる国際交流や、実践的なIT教育環境づくりを積極的に進めております。いま私たちにできることは、PTAと学校がしっかりと理解し合い、協力し合うことです。それによって最終的にはお子様にとって、学校でも家庭でも、安心して勉学に励みながら成長できる環境を生み出し、総合的にサポートできるものと思います。 

 PTA会においては、役員、常任委員、一般会員と役名がありますが、皆が子どものことを大切に思う、いち保護者でございます。お互いを尊重し合い、誰が困っても手を差し伸べられる、そんな心強い、頼もしいPTA会にして行きたいと思います。One Team 仲間として共に頑張りましょう。 

 今年一年は、試練を迫られる一年ではありますが、そのような時だからこそ、しっかりと前を向いて、出来る事と出来ない事を選別しながら、進めて行く必要があります。振り返った時に、”大変だったけれど、印象に残る、やりがいのある一年だったね!” と言える、令和二年度PTAにしていきたいと思います。

 私の好きな言葉は「光陰矢の如し」と「一期一会」です。これからも時間を大切にしながら、一人一人との出逢いを大切にしながら、本年度はさらにコロナの情況をしっかりと見据えた上で、慎重、着実、誠実に、PTA活動を進めていきたいと思います。 

 どうぞご協力のほど宜しくお願い申し上げます。

三国丘高等学校PTA会長 澤尾 淳心

 (Junko Sawao)