PTAの外部研修に参加した内容を共有したく記事にしました。
12月の人権研修と3月の第10ブロックの大相撲朝稽古見学の2本併せ記事です。
どちらも気持ちが明るく前向きになる良い研修で、大変勉強になりました。
大阪府立高校PTA協議会主催PTA研修会
実施日:令和6年12月6日(金)
場 所:ホテル アウィーナ大阪
講演1 「笑って考えよう〜言葉のちから〜」
講師の落語家 桂枝女太さんは、ご自身のお子さんが在校中PTA会長を経験され、PTA主催人権研修会にも参加された経歴をお持ちです。会場となったホテル アウィーナ大阪の名前の由来は、旧なにわ会館のNANIWAを逆さに読む、という噺家さんならではの小噺豆知識からスタートしました。落語家というのは、言葉一つでさまざまなことを表し、言葉の力を最大限に活かすものである、ということを感じさせるお話でした。
講演2 「子どもと共に育つ〜ペップトーク〜」
元気付けるという意味のあるPEPと話し合うという意味も持つTALK。メジャーリーガー大谷翔平選手が、ワールドシリーズ中、日本チームで円陣を組んでいる中で声をかけていたように、昨今スポーツ界での励まし応援の場で目にすることがあるかと思います。言葉の持つ力が魔法に変わる、このことは、スポーツにとどまらず、親からこどもへの励ましにも有効ですが、こどもを見守る親自身が自分を認め誉めること、元気を持つこと、がこどもの元気の元となる、とのこと。
講師である乾倫子さんは、子育て真っ最中、現役の小学校教員です。先生がおっしゃるには、親業をしていると、ついつい自分のことや自分を褒めてあげることは、後回しになりがち。「まずは『自分!』」日頃から頑張っている自分をしっかり褒めてあげて、自分を満たしてあげましょう、と元気づけてくださいました。受講者同士で褒め合うウォーミングアップから研修はスタートしましたが、今回学んだことが日々の生活に溶け込むことができるよう、継続していくことが大事だと思いました。
ペップトークについては、書籍やYouTubeにも多数出典されているので、興味を持たれた方は覗いてみてはいかがでしょう。子育てで元気がなくなった時、親である私たちが元気を取り戻す、ヒントに出会えるかもしれません。



※記事内画像および文章については講演会より引用
府立高校PTA研修会 【第10ブロック】
実施日:令和7年3月5日(水)
場 所:玉ノ井部屋大阪場所前稽古場
阪神本線千船駅 最寄り 田蓑神社
三国丘高校は、第8ブロック所属校ですが、主催ブロック会長のご配慮により、今回府立高校全体に参加対象を拡大し、参加者総数51名で、大相撲玉ノ井部屋大阪春場所朝稽古見学の機会をいただきました。
玉ノ井部屋は、春場所に向けて、阪神本線千船駅最寄りの田蓑神社に30年以上も大阪部屋を構えておられるとのこと。熱気立ち込める土俵を間近に、朝稽古を一時間ほど、見学させていただきました。玉ノ井親方(現役時代の四股名 栃東関)の指導の声は、短くも凛とした重みがあり、力士の皆さんの気迫に思わず声が出ました。




お稽古後、土俵から足袋で移動してくださった親方を囲んで写真撮影し、本日の見学に対するお礼の言葉の後、ちゃんこ長さんをはじめとする、ちゃんこ係の力士さんたちが準備してくださった、ちゃんこ料理をいただきました。ちゃんこ鍋、とひとくくりにしがちですが、お相撲さんが作る料理のことを、ちゃんこ、と言うそうです。朝、昼兼用の食事で栄養をしっかりとれるよう、お鍋だけでなく、唐揚げ、キムチ、スジ肉の煮込み料理をテーブルに準備くださり、参加者は後ろ横くっつきあいながらお腹いっぱい、ちゃんこ料理をいただきました。
後援会用の力士一覧を見せていただくと、中学校卒業直後だったり、我が子と変わらない年齢の若者やベテラン力士さんの写真が掲載されていて、「夢を追う」姿に胸が熱くなりました。玉ノ井部屋さんについては、ブログ、インスタなどでもご覧いただけます。大阪春場所は3月9日開幕、国技である相撲の素晴らしさ、そして、玉ノ井部屋一門のご活躍を、ぜひみなさんもご覧ください。



PTA運営委員会では、各種専門委員会の活動に加え、各種研修に参加する機会もいただいております。学校を超えた会員相互の交流の機会をいただき、本校における活動にも力を添えれるよう、つとめてまいりますので、今後ともご協力賜りますよう、お願いいたします。